
2025年6月初旬。 仕事終わりに車を走らせ、山陰の海へ向かった。 片道1.5時間。 疲れよりも「山陰の海でエギングがしたい」という気持ちが勝って、アクセルを踏む足は軽かった。
瀬戸内でしかエギングをしてこなかった自分にとって、 山陰の磯でのエギングは“未知の世界”。 しかも今回は、アジングロッドで挑む繊細なエギング。 アジングロッドの高感度を活かして、わずかなイカパンチを拾う特殊なスタイルだ。
■ 無風・べた凪。山陰の海が最高の景色で迎えてくれた
ポイントに着くと、海は無風でべた凪。 夕日が磯を赤く染め、波の周期がゆっくりと寄せては返す。
その景色の中で、友人が撮ってくれた“背中の写真”がある。 夕日の中でキャストする自分の姿は、釣り人としての幸せそのものだった。
数投目。 アジングロッドを通して伝わる海の重さと軽さを感じながら、中層を探る。
■ 「ちっ」——わずかなアタリを拾った瞬間
数投目のフォール中。 アジングロッドのティップが、ほんのわずかに震えた。
「ちっ」
本当にそれだけのアタリ。
瞬時にフッキングすると、 ずしっとした重みがロッドに乗った。
浮かんできたのは—— 1kgほどの親アオリイカ。

狙いは剣先だったけど、これは嬉しい外道。 久しぶりに感じるイカの重量感と、 アジングロッド越しに伝わる“生命の震え”がたまらなかった。
■ 山陰の波周期に苦戦しながらのランディング
瀬戸内のエギングとは違い、山陰は波の周期がある。 寄せる波と引く波のタイミングが合わず、 取り込みは一苦労。
それでも、 「今だ!」 というタイミングで寄せ波を利用して磯へ引きずり上げる。
最後はエギの頭をつかんでランディング成功。

■ 初めての剣先イカエギング
本命は剣先イカ。 暗くなり始めた頃、潮の流れが変わり、 アジングロッドのティップが再び小さく震えた。
剣先イカ特有の“コツッ”という軽いアタリ。 アジングロッドならではの感度で拾い、 フッキングすると軽快な引きが返ってくる。

この日はかわいいサイズの剣先を数杯追加。 初めての剣先エギングとしては十分すぎる釣果だった。
剣先の写真1枚は、山陰の夜の海を思い出させてくれる。
■ 結果まとめ
- 親アオリイカ:2杯
- 剣先イカ:数杯
- 初めての剣先エギング成功
- アジングロッドでの繊細なロッドワークが大活躍
- 山陰の夕日と磯の景色が最高のご褒美
仕事終わりに1.5時間かけて行った価値は十分にあった。 山陰の海は、瀬戸内とは違う表情を見せてくれる。 波の周期、磯の形状、夕日の色、風の匂い。 そのすべてが、釣り人の心を満たしてくれる。
またこの景色に会いに行きたい。 またアジングロッドで繊細なエギングを楽しみたい。 そう思わせてくれる釣行だった。
🌍 English Summary
In early June 2025, I drove 1.5 hours after work to the San’in coast for a special eging session. This time, I used an ajing rod, taking advantage of its ultra‑sensitive tip to detect even the slightest squid taps. The sea was flat and windless, with a beautiful sunset over the rocky shoreline.
A tiny “tick” in mid‑water led to a solid hook‑up — a 1 kg Aori squid, an unexpected but welcome catch. Landing it was challenging due to San’in’s wave cycles, but I managed to pull it onto the rocks using the incoming swell.
As darkness fell, I caught several small Kenseki squid, marking my first successful Kenseki eging experience.
Final catch:
- 2 Aori squid
- Several Kenseki squid
- Beautiful sunset photos and a memorable session using an ajing rod
San’in’s unique rhythm of waves and scenery made this trip unforgettable.




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