
■ はじめに
SUPフィッシングを始めたばかりの頃、 「クーラーの置き方なんて適当でいい」と思っていた。 しかし、その油断が命取りになることを、 私は身をもって体験した。
■ 当時のセッティング
サップの上に30Lの縦長クーラーを長手方向に配置。 座って釣りをするスタイルで、クーラーにはロッドホルダーを装着。 そこに差していたのは——
- キャスティング用:ステラSW+高級ロッド
- タイラバ用:オシアコンクエスト+タイラバロッド
- マゴチ用:バンキッシュ+メバルロッド
今思えば、総額30万円超えのタックルを一度に載せていた。
■ 事故の瞬間
タイラバ中、突然船の横波をまともに受けた。 その瞬間、クーラーごと自分が海へ投げ出された。
自動膨張式ライフジャケットが膨らみ、 なんとか浮上。 手にはタイラバロッドとマゴチロッドを奇跡的にキャッチ。 しかし、ステラSWは—— ゆっくりと海中へ沈んでいった。
15万円が泡と消える瞬間。 あの光景は今でも忘れられない。
■ 失敗から学んだこと
この事故で痛感したのは、 「クーラーの配置がSUPの安定性を決める」ということ。
- 長手方向に置くと重心が一点に集中し、横波でバランスを崩す
- クーラーの高さがあると風の抵抗を受けやすい
- ロッドホルダー付きクーラーは特に重心が高くなる
それ以来、私は必ず クーラーを長手方向に対して直角に配置 するようになった。 そして、高額タックルは持って行かないと決めた。
■ 実際の運用で気づいたこと
- パドル操作時の水しぶきでリールがすぐ痛む
- 塩害でギアの寿命が短くなる
- 高級リールほどメンテナンスがシビア
- SUPでは「壊れてもいいタックル」が正解
■ まとめ:安全と道具を守るために
SUPフィッシングは自由で楽しい。 でも、重心管理と装備選定を誤ると一瞬で危険になる。
クーラーは直角配置。 高額タックルは持ち込まない。 命と道具を守る配置こそが、真の“釣りの技術”。




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